2011年7月18日月曜日

なでしこジャパン2

なでしこジャパンW杯優勝おめでとう!!

朝起きたら延長戦が始まったところで、そこからしか見れなかった。
2-1にされたときはもうダメかと思ったがよく同点に追いついたと思う。あと、その後のアメリカの猛攻をよく耐えた。ファウルで相手を止めた石清水選手のペナルティエリア直前でのディフェンスは大きなプレーだった。あれがなければPK戦に持ち込めなかったかもしれない。惜しくもレッドカードで退場という結果になってしまったが、石清水選手に拍手!である。

そういえば女子サッカーのPKは男子に比べてキーパー有利なのだろうか。日本のキーパーもアメリカのキーパーもコースよく読めていた。男子のPKのように逆方向に飛び込むようなシーンはほとんど見られなかった。男子に比べるとキッカーの蹴る球のスピードが遅いからかな?

まぁなんにしても勝ってよかった。おめでとう。
澤選手の試合後のインタビュー「私自身も最後まで走り続けましたし、全力を出し切れました。」
自分の一生の中でこんな風に思うことができる日は来るだろうか。思いたいなら、頑張らないとなぁ。

2011年7月16日土曜日

道化の吐く正論では…

今朝の朝日新聞の天声人語。
管首相を道化と貶めながら、それでも「道化にしか吐けない正論」を期待するというようなことが書いてあった。

たしかに今の管首相は開き直って怖いものなしな感がある。どんな正論でも言えそうだ。
しかしどんな正論でも道化の言葉では信用に欠ける。道化の正論は、道化がアウトサイダーであるが故に意味を持つのだ。

一国の首相がアウトサイダーであってはいけない。日本という集団のリーダーであるべき人のおどける姿は目も当てられない。ぜひとも管首相には組織人としての責任を持った正論を述べてもらいたい。

…無理か。

2011年7月15日金曜日

フェティッシュベリー



表紙買いした亜樹新『フェティッシュベリー』。たぶん女性向けレーベルのマンガ。月刊コミックアヴァルスという雑誌に連載されているらしい。
本屋に平積みになってるのをみて思いっきり惹かれてしまった。しかしこの可愛らしい表紙とは裏腹に内容は…
主人公(女)がドフェチの変態という設定。いや絵が可愛いから笑って読んでられるけど、男に欲情してよだれ垂れ流す主人公(女)ってどんなだよ!笑

ちなみに簡単にあらすじを書いておくと、ドフェチの主人公水原ひよりが恋(欲情)した相手、成田君はなんとジャイアンのように性格の悪い男で…という話。他にもひよりに片想いしている幼馴染がいたり、BL好きの腐女子がいたりではっきり言って面白いです。

そしてひよりちゃん可愛い。自分なら手の1本や2本すぐに差し出すのに。どうぞ噛んでやってください。
成田君も良い意味でも悪い意味でもジャイアンになってきて(映画版のジャイアンって良い味だしてるよね)何気にかっこいいし、幼馴染君も婦女子さんもキャラが立っていて、何か新しいマンガが欲しいと思っている人に自信を持っておススメできる作品となっています。

あと、2巻はとっても続きが気になる終わり方だった。はやく3巻でないかなぁ。

2011年7月14日木曜日

なでしこジャパン

なでしこジャパン女子W杯決勝進出おめでとう!!
日本対スウェーデンの準決勝は3-1で日本が勝った。強いなぁ。

なでしこジャパンには福島第一原発で働いていた選手もいるとかでいろいろ良い話系なことも報道されているようだが、ここではそういうのには触れずもっと個人的な感想を2つほど述べたいと思う。

まずすごいと思ったのは、なでしこジャパンがスウェーデン選手との明らかな体格差を覆して勝利したということ。自分大学生の男としては破格の小ささである158センチで剣道なんてやっているものだから、体格差によるハンデを日々痛感しているわけで…。剣道は体格差の影響が少ないと言う人もいるが、実際20センチ以上背が高い相手とやってみればそんなはずないとわかるはずだ。竹刀とどかないもん。間合い詰めるのキツイし…。
ということで今回のなでしこジャパンの勝利には少なからず感動と勇気をもらいました。

もう1つ思ったのは…
準決勝初スタメンで2得点をあげた川澄奈穂美選手、めちゃくちゃ可愛い!!

2011年7月12日火曜日

おもしろいタイトル


「ロウきゅーぶ」ってなんのことだか解るだろうか。7月スタートの新アニメのタイトルが『ロウきゅーぶ!』なのだが…。
小学生がバスケをする話だということは第1話をみたときから解っていた。それなのにタイトルの意味には気づけなかった。
そして今日第2話をみている最中に急にひらめいた。バスケを日本語でいうと籠球(ろうきゅう)、バスケ部なら籠球部(ろうきゅうぶ)、そう「ロウきゅーぶ」なのである。気づいてしまえば単純なもので何故第1話の時点で気づけなかったのかが理解不能だ。不覚をとってしまって恥ずかしいかぎりだ。

問題は「ろうきゅう」の「う」が長音「ー」で表記されていたこと。そして本来の意味のつながりであるところの「籠球」をカタカナの「ロウ」とひらがなの「きゅー」に分け、さらにひらがなで「ぶ」をつなげることで「きゅーぶ」という新しい意味のまとまりをつくってしまっていることだろう。このせいで意味を見失ってしまった。ひらがな、カタカナ、漢字、時にアルファベットなど様々な文字を使い分ける日本語の特性をうまく利用したおもしろいタイトルだ。

ちなみにアニメの感想としては、ロリが大好きなお友達ならなかなか楽しめるのではないだろうか。
ロリコンを否定できない自分としては悪くないアニメだと思う。…思ってしまう自分が少し悲しいが…。

2011年7月4日月曜日

節電の夏と日本の財政

節電の夏である。消費電力を15%削減しなければならないらしい。大口需要家には罰金が科せられることもあるというから大変だろう。

だが、今までも節電やCO2削減が叫ばれていたにも関わらず、原発事故に起因する電力不足という切羽詰まった状況に追い込まれてみたら、15%以上もの消費電力削減が普通にできてしまう社会というのはどうなのだろう。今まで節電を掲げながらいかに電力を浪費してきたかが窺える。

一方日本の財政に目を向けると、「財源が足りないから消費税を増税しよう」という声が聞こえてくる。しかしこれも、民主党政権になってから無駄を省くためにいろいろやってきたようだが、本当に切羽詰まった気になってみれば、消費電力のようにまだまだ削る余地があるのではないか。

また、消費税増税の議論を「被災者が苦しんでいるから自分たちも我慢しなければ」という空気が日本中を覆っているこの時期にするというのは卑怯だと思う。今の状況下では国民は冷静な判断を下せないのではないか。
あと消費税増税するならせめて食料品や生活必需品の税率は5%のままで、贅沢品だけの増税にとどめてほしいなぁ。

2011年7月2日土曜日

半熟作家と“文学少女”な編集者















  野村美月と竹岡美穂によるライトノベル『“文学少女”シリーズ』が完結した。
このシリーズは日本や海外の名作文学を題材にしたミステリ仕立ての学園ラブコメ。物語の面白さ、竹岡美穂によるイラストの美麗さもさることながら、題材や作中での紹介によってさまざまな名作文学と出会えるというのが良かった。
「文学に興味があるけど、今まであんまり本を読んでこなかったし…」みたいな人にお勧め。このシリーズを文学の世界への入り口にしてみては?
もちろん本をたくさん読んできた人にもお勧めです。題材の作品がどのように物語に組み込まれているか考えるのも楽しいし、自分の読んだ本が作中で紹介されるとなんとなくうれしい気持ちになる。またかなりの数の文学作品が取り上げられるので、きっと新たな出会いがあるだろう。

そしてそんな素晴らしいシリーズを完結させた野村美穂と竹岡美穂のタッグが『ヒカルが地球にいたころ…』という新シリーズを始めた。















  今回のシリーズは『源氏物語』を題材にした物語らしい。大学で国文学科に所属している身としては大いに興味をそそられるネタである。しかし1巻のタイトルが『葵』、つまり『源氏物語』の葵の上であることから、1冊につき1人の姫君を扱っていくことになると考えられ、すると今思いつくだけでも藤壺、紫の上、明石の君、夕顔、朧月夜、花散里、末摘花…とかなりの人数がいるため、相当長いシリーズになると予想されるわけで…。正直集めようかどうしようか迷っているのが現状です。